九州大学理学国際推進室

留学生の受入れについて

海外から学生を受け入れるには、目的によってさまざまな形態と受入身分があります。
外国人留学生の受入を考える際には、目的にあった身分で受入をすることが必要です。
そして受入手続き時期やかかる費用等も、プログラム等によって異なります。
詳細は、以下のリストをご確認ください。

また、留学生の中には、日本政府から奨学金を受給して就学する「国費留学生」がいます。
国費留学生については、以下をご確認ください。

国費留学生

国費外国人留学生とは、日本政府(文部科学省)奨学金を受給して、日本に留学している外国人留学生のことであり、本学では、(1)「大使館推薦」および(2)「大学推薦」の制度を利用した留学生の受入れを行っております。
*国内採用については、現在、募集を行っておりません。

国費外国人留学生制度に関する詳細については、下記の文部科学省ウェブサイトよりご確認ください。
◆国費外国人留学生制度について(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/06032818.htm

(1)大使館推薦

大使館推薦とは、海外の在外日本公館(日本大使館、総領事館)が募集し、試験・面接に合格した後、文部科学省へ推薦・承認されて採用される方法です。
また、受入から入学に至るまでのおおまかな流れや留意点を記載していますので、受入を検討する際にご利用ください。

【募集】

  • 例年入学を希望する年の前年3~4月に各在外日本公館を通じて募集があり、申請者本人が在外日本公館から申請書を入手し、必要書類を整えて申請。
  • 募集期間は各在外日本公館によって異なりますので、申請希望者本人が確認。

【受入内諾の依頼】

  • 例年7月~8月にかけて、第一次選考合格者(申請者)から、希望大学国費留学生担当部署宛に受入依頼があります。
    *希望受入教員宛に、直接連絡がることが稀にあります。
    その際は、学生支援係(rixgksien@jimu.kyushu-u.ac.jp)までお知らせください。
  • 希望受入教員が受入に同意する場合、受入希望教員が学府長または専攻長(理学府の場合)の了承を得たうえで「受入内諾書(Letter of Provisional Acceptance)」(所定様式)を作成し学生支援係に提出してください。9月中を目途に学生支援係から申請者へ送付します。

【受入内諾依頼を受けた際の注意点】

  • 申請者の国費申請書類一式(申請書、専攻分野及び研究計画、成績証明書、卒業証明書等)及びオンラインでの面接等を行ったうえで、研究のミスマッチ等が発生しないよう十分にご検討ください。
  • 「受入内諾書」を発行しても、必ず本学に配置されるとは限りません。
    (複数の大学から受入内諾を得ている、また文科省の方針により他大学に配属される場合があります。)
  • 「受入内諾書」を発行して、申請者が本学に配属されることになった場合、原則として受入を拒むことはできません。

(2)大学推薦

大学推薦(一般枠)では、研究生・修士学生・博士学生候補者を、教員の推薦に基づき、大学で選考のうえ、日本政府(文部科学省)に推薦します。原則、大学院正規課程(修士課程や博士課程)への進学を目的としない方は大学推薦に応募することはできません。
年度により、推薦可能な場合とそうでない場合があります。推薦可能な場合は、8月頃教員に周知します。

<注意>

国費留学生に申請中の場合、他の奨学金に申請(重複申請)することはできません。候補者が、重複申請していないことを十分に確認したうえで推薦してください。採用後に重複申請が判明した場合は、奨学金受給辞退となり、次点者の補填推薦もありませんので、ご注意ください。

【参考】中国政府「国家建設高水平大学公派研究生項目」について

中国国家留学基金管理委員会(CSC)が実施する「国家建設高水平大学公派研究生項目」に基づき中国人留学生を受け入れる制度です。
詳細については、以下のファイルをご確認ください。

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